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「国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会 水遺産賞」を日本で初受賞

この度「辰巳用水」が、令和2年9月15日(火)~16日(水)に札幌市で開催された、第22回国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会(IAHR-APD)国際会議において、永続的かつ国際的に重要と認められる水施設に対して授与される「国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会 水環境遺産賞」に選定されました。
(受賞機関:辰巳用水土地改良区、金沢市、石川県)
(推薦者:NPO 法人 辰巳用水にまなぶ会)

「国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会 水遺産賞」を日本で初受賞

土木遺産認定銘板を城内に設置

 昨年9月に辰巳用水の東岩取入口、隧道部、横穴、三段石垣、開水路、暗渠、兼六園専用水路、用水管理道、伏越施設の遺構の九つが辰巳用水の関連施設群として土木学会選奨土木遺産に認定された。
そのうち伏越施設遺構の銘板は、今年11月に辰巳用水が当時伏越により導水された三の丸広場から鶴の丸休憩館に向かう園路の脇に設置された。辰巳用水解説板や石管とともに金沢城を訪れる県内外の人々の関心を高めることに一役買うことが期待される。

土木遺産認定銘板を城内に設置

「明治九年 辰巳養水路分間繪圖」の発見

 「明治九年 辰巳養水路分間繪圖(以下は、絵図と略記する)」は距離やルートが極めて正確に描かれている辰巳用水の謎を知るうえで極めて貴重な資料である。その「絵図」が辰巳用水土地改良区事務所の移転などにより紛失した可能性があるとの指摘により、「まなぶ会」が精力的に探してきた結果、多数ある書類の中から発見することができ関係者一同は胸をなでおろすとともに拍手喝采であった。早速絵図を電子データ化し、「絵図」は安全で確実な金沢市の図書館に寄贈され、保存されることとなった。この絵図は、『加賀辰巳用水』によると「10葉の内1葉が欠けている」と記述されている。しかし、令和元年11月9日の第6回幹事会の折に、出席者により電子データ発注のために精査を行なったところ、其壹から其十までが揃っていることが確認された。これは従来の定説を改めるものであり、貴重な発見である。

「明治九年 辰巳養水路分間繪圖」の発見