『農業農村工学会賞の歴史・文化賞』を受賞しました この度、(公社)農業農村工学会が2022年5月9日の学会賞選考委員会において、下記業績が農業農村工学に関する歴史・ 文化を広く世に紹介し、或いは研究分析等を行ったとして、NPO法人 辰巳用水にまなぶ会、辰巳用水土地改良区が2022年度の農業農村工学会賞に選定されました。 受賞名:歴史・文化賞 受賞者:NPO法人 辰巳用水にまなぶ会、辰巳用水土地改良区 業績名:城下町金沢の遺産「辰巳用水」の歴史・文化を継承・保全する活動 2022年11月17日
河川財団河川基金「川づくり団体部門」で優秀成果表彰に選出 NPO法人辰巳用水にまなぶ会は、「金沢と犀川の将来にとっての多機能的な辰巳用水のあり方」を助成事業として、『河川財団河川基金』により5年間(2016~2020)助成を受け活動を行ってきました。この度、令和2年度終了の事業としてその活動成果が認められ、「川づくり団体部門」で優秀成果表彰に選出されました(全国で8件)。報告会、表彰式は令和4年2月19日東京で行われました。 2022年3月15日
「国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会 水遺産賞」を日本で初受賞 この度「辰巳用水」が、令和2年9月15日(火)~16日(水)に札幌市で開催された、第22回国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会(IAHR-APD)国際会議において、永続的かつ国際的に重要と認められる水施設に対して授与される「国際水圏環境工学会アジア・太平洋部会 水環境遺産賞」に選定されました。 (受賞機関:辰巳用水土地改良区、金沢市、石川県) (推薦者:NPO 法人 辰巳用水にまなぶ会) 2021年1月14日
「城下町金沢の遺産 辰巳用水を守る」出版いたしました 金沢の貴重な土木遺産「辰巳用水」。 その歴史と管理手法を余すところなくつづる。 知られざる逸話の数々!! 辰巳用水にまなぶ会でも販売しております。 ご希望の方は注文書にてお申込みください。 2020年8月30日
土木遺産認定銘板を城内に設置 昨年9月に辰巳用水の東岩取入口、隧道部、横穴、三段石垣、開水路、暗渠、兼六園専用水路、用水管理道、伏越施設の遺構の九つが辰巳用水の関連施設群として土木学会選奨土木遺産に認定された。 そのうち伏越施設遺構の銘板は、今年11月に辰巳用水が当時伏越により導水された三の丸広場から鶴の丸休憩館に向かう園路の脇に設置された。辰巳用水解説板や石管とともに金沢城を訪れる県内外の人々の関心を高めることに一役買うことが期待される。 2019年11月20日
応用生態工学会のポスターセッションに参加 令和元年11月8日に応用生態工学会金沢が主催する「北信越事例発表会」(参加者約100名)のポスターセッションに参加し、「まなぶ会」の活動をPRすることができた。 2019年11月04日
辰巳用水に係る講演会 金沢市老人連合会会員約50名を対象に「百万石の城下を支えた辰巳用水」と題して、「まなぶ会」会員が90分にわたり講演した。参加者は、みな真剣に講演を聞いており、その後の質疑応答では、時間を超過して多くの方が積極的に発言し、あらためて「辰巳用水」に対する関心の高さがうかがえた。 2019年9月19日
金沢城鼠多門復元記念のための寄進と記名会 金沢城は辰巳用水と切っても切れない関係にあることは言うまでもない。金沢城の復元事業も着々と進み県民や企業がこぞってその促進を後押ししている。「まなぶ会」も強い関心を持ち、寄進を行い、令和元年9月21日の記名会に出席した。 2019年8月21日
「明治九年 辰巳養水路分間繪圖」の発見 「明治九年 辰巳養水路分間繪圖(以下は、絵図と略記する)」は距離やルートが極めて正確に描かれている辰巳用水の謎を知るうえで極めて貴重な資料である。その「絵図」が辰巳用水土地改良区事務所の移転などにより紛失した可能性があるとの指摘により、「まなぶ会」が精力的に探してきた結果、多数ある書類の中から発見することができ関係者一同は胸をなでおろすとともに拍手喝采であった。早速絵図を電子データ化し、「絵図」は安全で確実な金沢市の図書館に寄贈され、保存されることとなった。この絵図は、『加賀辰巳用水』によると「10葉の内1葉が欠けている」と記述されている。しかし、令和元年11月9日の第6回幹事会の折に、出席者により電子データ発注のために精査を行なったところ、其壹から其十までが揃っていることが確認された。これは従来の定説を改めるものであり、貴重な発見である。 2019年8月06日